若き友人たちへ/筑紫哲也 〜大学生の本棚〜
大学生の私まひるが読んだ本の感想を書き散らす”大学生の本棚”シリーズです。
備忘録のようなものだと思ってくださいね。
今回は「若き友人たちへ 筑紫哲也ラスト・メッセージ/筑紫哲也」です。
本の内容
本の内容をざっと確認するには目次を見るのが手っ取り早いと考えています。
●本書の目次
「まえがき」にかえて
若き友人への手紙
第一章 まず憲法について話してみよう
地域活性化と大都市/言葉の裏側/憲法というテーマ/風が吹いたら、日本国憲法が/憲法修正第1条!
第二章 そもそも日本人とは何者か
「日本人論」が好きな日本人/エスニック・ジョークという誇張/世論調査の嘘/アメリカの日本人評価/「半官贔屓」という感情/日本人の好きな悲劇の英雄/バンドワゴン効果
第三章 二つの日本人論を読む
「美しい国」 を唱えた首相/『武士道』と学徒出陣/新渡戸稲造の奥さんの影響/「道心」と「武士道」/高貴なる義務/松岡洋右という存在/「愛国主義」をめぐって/相手の国を知るということ/『菊と刀』はなぜ書かれたのか/日米の決定的な違い/日本人の奇怪至極な言い回し/「解放軍」がやってきた
第四章 沖縄から日本が見えるか?
学童疎開という経験/琉球の歴史と島津藩/特攻隊基地と疎開/言葉とスパイ/「ひめゆり」に描かれない悲劇/沖縄という希望
第五章 様々なメディアを歩いてみよう
映画の愉しみ/娯楽と芸術/『千と千尋の神隠し』を理解できないハリウッド/一神教と多神教/最高の監督は誰か?/アンゲロプロスには困り果てる/暗い空が描く現実/では、ベストワンの映画は?/次は、演劇の世界へ/新しい世代、新しい試み/勘三郎襲名興行/今の日本との相似/写真の価値とは?/写真とジャーナリズム/沢田教一の写真の衝撃/倒れた兵士の前で、取材か救出か/写真家の立ち位置/メディアのコングロマリット化/金大中さん、後藤田正晴さんの思い出/ある右翼人士と憲法
第六章 雑誌と新聞をめぐる私的ジャーナリズム論
あるアンケートから/無限の進歩幻想/活字、写真、ラジオ、そして……/苦戦する出版業界/デジタル革命と人間の能力/総合誌という存在/表現力の問題/入社試験での冷や汗/権力を倒したジャーナリズム/新聞と雑誌の違い/ハードプルーフという考え方/裏取りという作業/まったく逆の批判/情報源秘匿という原則/編集者黒衣論
第七章 国家、この厄介なるもの
モッtも凶暴な生き物とは/民主主義とナショナリズム/東アジアサミットで/ナショナリズムとパトリオティズム/国家論をめぐる右翼と左翼/呪いのキイワード/国民国家とは何か
第八章 教育こそが国の基本である
文部科学省という病/フィンランドでの取材から/日本とフィンランドの関係/「すべて管理」が日本流?/全員で支えるという思想
第九章 「知の三角形」という考え方
情報化社会のなかで/表現への欲求/抽象化することへの意味/好奇心こそジャーナリスト/体が悟る瞬間
第十章 この国がおかれている現実を見つめる
自分の頭で考えるということ/この国の三つの危機/私たちのお金が……/疑うことを学ぶ/情報社会の中の護身術/飛ぶのが怖いか?
第十一章 そして、この国の行方は……
流行語大賞から/言葉は時代を反映するか?/厄介な独裁/国家の優先課題とは何か?/家賃月250蔓延と年収200万円の間で/過疎地域は、もうなくなる?
「あとがき」にかえて
思い出す事など
本書は2008年に集英社の刊行PR誌『青春と読書』で連載された「若き友人への手紙」と大学の講義テープから構成されたものです。
ジャーナリストとして 、現代日本(2008年当時)への批判、問題意識が描き出されています。
●ページ数:251
●発売日:2009年10月16日
●著者:筑紫哲也(ちくし てつや)
一九三五年生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、朝日新聞社入社。政治部記者、ワシントン支局を経て「朝日ジャーナル」編集長。八九年に退社し、その後、ニュースキャスターに転じる。長らく「筑紫哲也 NEWS23」で親しまれる。著書に『ニュースキャスター』(集英社新書)『このくにの姿』『このくにの行方』等。二〇〇八年、逝去。
感想
私はこの本を読んで頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。
語彙や教養レベルが半歩上で「ここまで登っておいで」と「出直してこい!」とが同時に訪れたような感覚でした。
というのも、私は無教養で語彙力も欠如しているので、本書の内容は私にとって半歩上のレベルだったのです。
「大学生なら知っていて当たり前だよね」と言わんばかりの内容にこちらも燃えました。
私はこのような自分のレベルの低さを突きつけられる本は大好きで、読み進めるとともに、とても高揚しました。
例えば
『「半官贔屓」という感情』という章があるのですが、私は「半官贔屓」という言葉を知らなかったので、まずここで悔しい思いをした一方、勉強になりました。
他にも
「日本人はどんな民族化」を日本人はまったく説明していない。という前置きのあと、唯一対外的に日本人を説明した本として、新渡戸稲造の「武士道」が挙げられます。
そして、「武士道」が書かれた背景や「武士道」が果たした役割、影響などにも触れられています。
もちろん私は「武士道」を読んだことはありませんので、ここでも非常に悔しい思いをしました。
さて、ここでコーヒーブレイクです。飛ばしていただいても構いません。
まとめ
歴史、メディア、ジャーナリズムから半歩上の教養で語られることで、知的好奇心を刺激される本
参考図書
最後に本書に登場した参考図書を紹介しておきます。全て網羅できていないかもしれませんがあしからず。
ちなみに私は、まず「菊と刀」「武士道」を読んでみることにします。
武士道/新渡戸稲造
mid90s
この記事では映画について詳しくない私まひるが、映画(俳優・監督など)を勉強していく過程をお届けします。感想はネタバレを含みます。
「詳しくないけど映画は好き」でいいじゃない!
でも、少しだけ詳しくなってみませんか?
今回は「mid90s」です。
Filmarksより
目次
概要
あらすじ:1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは兄のイアン、母のダブニーと暮らしている。小柄なスティーヴィーは力の強い兄に全く歯が立たず、早く大きくなって彼を見返してやりたいと願っていた。そんなある日、街のスケートボード・ショップを訪れたスティーヴィーは、店に出入りする少年たちと知り合う。彼らは驚くほど自由でかっこよく、スティーヴィーは憧れのような気持ちでそのグループに近付こうとするが…。
感想-青春の凝縮-
背伸びしたくて。
やるせなくて。
何者かになりたくて。
何かしたくて。
本音を言えなくて。
爆発しそうで。
青い。痛い。
心に突き刺さる。
まさに青春を凝縮したような傑作でした。
さらに胸に残るのが「こうでありたかった青春」ではなく「こうでなくてよかった青春」のように感じる点です。
ゆっくり感想を語っていきたいと思います。
私は本作の舞台である1990年代の雰囲気を知らないので、当事者意識を持って観ることはできませんでした。それでも十分楽しむことができました。
まずは、この映画の同世代として語られた面白いコラムがあったので紹介しておきます。
[Alexandros]川上洋平の映画連載スタート!初回は『mid90s』について語ります【新連載:ポップコーン、バター多めで PART2】 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
当事者意識として見ることはできなかったと前置きした上で、私が強く惹かれたのはスティーヴィーとイアンの兄弟関係です。
上に紹介したコラムでも触れられていた兄弟関係。
世代は違えど、経験は同じなのですね。
私にもイアンとスティーヴィーくらいの歳の差の兄がいるのですが、兄がやってること全てが大人に見えるんですよね。
聴いている音楽とか、見ている映画とか。話している内容とか。
そういうちょっと大人なものに惹かれた小中学生のころの私は、兄のことに興味津々ですよ。
だけど、当時兄は高校生でそれはもう思春期真っ盛り。
あまり部屋に入れてもらえません。
そのあたり「わかるな〜」と思いながら、冒頭のスティーヴィーを見ていました。
めちゃくちゃ仲が良い時もあれば、めちゃくちゃ喧嘩することもある。でもなんだかんだお互い気にしてるんですよね。
特に、お兄ちゃんの方が弟を気にしていたりする。
イアンのそのような言動や表情を見ていると、やっぱりお兄ちゃんだなとか、自分の兄に重ねたりなんかして感傷的になってしまいます。
そして、お母さんのダブニー。スティーヴィーがヤンチャしているのがわかって、シックシットたちのもとへ連れて行ったシーンや、その後の車の中でスティーヴィーがダブニーに罵詈雑言を浴びせるシーンなど、自分の母親を思い出してしまいます。
私にもヤンチャしてた頃がありましたから。
しかし、どちらかというとスティーヴィー側ではなくダブニー側でそのシーンを見ていました。
今になると心配する母親の気持ちがわかるからでしょうか。
暴言の嵐にダブニーは少し悲しそうな表情をするのですが、「ああ、ごめんねお母さん」なんて思いながらこみ上げるものがありました。
そして何より
今作で印象的なのは音ですよね。
冒頭の兄弟喧嘩のシーンから音が痛い。
耳に突き刺さるような平手打ちです。
効果音だけでなく、音楽も印象的ですね。
洋楽について私は詳しくないのですが、下の記事を参考になりました。
ベック、TLC、ジェリーフィッシュ……映画『ミッドナインティーズ』でよみがえる、魅惑の90sミュージック | From Creators | Pen Online
なんでいつも、タイムフリー期間が終わってから気づくんだ。。
この番組はTBSラジオで月〜金13時から放送されている「ジェーン・スーン 生活は踊る」ですので、今日からしっかりチェックします。
そうなると同局のアフター6ジャンクションでは劇場で公開されている最新映画を評論する『週間映画時評 ムービーウォッチメン』(毎週金曜日18時30分〜)というコーナーがるようなので、これからチェックしていこうかと思っています。
TBSラジオがまとめてくれているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
radikoのタイムフリー期間が終了しているものもspotifyでポッドキャストにしてくれているようです!素晴らしい!!リンク貼っておきます。
興味ある方は聴いてみてはいかがでしょう?
上記の「映画『mid90s ミッドナインティーズ』をより楽しむための音楽ガイド」でも触れられている、坂道をスケボーでゆっくり降っていくシーン。
劇中でたしか二回ありましたが、印象的ですよね。
このシーンだけでもまた観たいとさえ思います。
ここからは、スティーヴィーが絡むことになる各キャラクターについて少しずつ。
・レイ...スケートボードでプロを目指し、一番真面目な面を持ち合わせている青年。物語中盤から顕著ですが、やさぐれていく自分たちに嫌気が差して抜け出したいとさえ思っているように見えます。それが、長い付き合いのシックシットによるものだから言い出したくてもなかなか言えないんですよね。そんな自分にさえ嫌気が差しているように感じます。ラストシーンでダブニーがレイに声をかけたのも、感じるものがあったのでしょうね。
・シックシット...こいつは完全にダメなやつだ。とは言えないのがこのキャラクターの魅力ですよね。堕落していく自分を直視できないんでしょうね。頭の中をスケボー、お酒、パーティーで満たしていないと不安になってしまう。正直一番観ているのが辛いキャラクターです。青春映画には絶対こういう奴いますよね。
・ルーベン...ルーベンに共感するのは、スティーヴィーがシックシットたちと距離を詰めていくのが楽しく無い点ですね。めちゃくちゃわかります。最後まで、スティーヴィーとの距離感が縮まることがなくエンディングを迎えます。この後どうなるんでしょうね。
・フォースグレード...一番掴みきれないキャラでした。「映画を撮りたいんだ」とカメラを回していることが多かったのですが、なんでつるんでるんでしょうね。ただ「そういうもん」なのかもしれません。ストリート系の仲間や関係性はいつの間にかそこにいて出来上がっているものなのかもしれません。
ラストシーンでシックシットたちはスティーヴィーのお見舞いにきます。
私はこのシーンに友情を感じて「めっちゃ良いシーンやん!」とはなりませんでした。
それよりももっと、スティーヴィーは、シックシットは、レイは、ルーベンは、フォースグレートは、また同じ日々を繰り返すように思えたのです。
今は「やめとけよ」でみれる酒やシンナーも、これ以上続けると馬鹿にならなかったり。。決して羨ましい友情にも見えませんでした。なんとなく集まっているような。
逆に、これを機にそれぞれが変わっていって、離れ離れになるようにも思えたのです。
流石にあんな怪我させたらね。
どちらにせよ、思春期ならではの”やるせなさ”、”何かしたい気持ち”をちょっとワルで誤魔化していたあの時間はきっともう戻ってこないのです。
フォースグレードが撮影した映像が流れるエンディングはこのことを強く感じました。
そういう意味で私は「こうでありたかった青春」ではなく「こうでなくてよかった青春」のように感じたのです。
その痛烈な青ささえも愛せてしまう映画でしたね。
本編の感想はここまでとして、ここからは会社、俳優、監督を掘り下げてみます。
A24
さて、この映画の辞配給をしているA24。私はこの映画でA24という会社を知りました。
そこで、下の記事を参考にいろいろと調べてみました。
●いまさら聞けない!? 「A24」の基礎知識! 映画ファンが圧倒的に支持する新進気鋭の制作スタジオ | 映画 | BANGER!!!
●もはやオスカー常連!新進気鋭の映画会社A24のおすすめ映画30選! |CINEMORE(シネモア)
驚いたことにこれまでの公開映画を見てみると結構観ている映画が多かったのです。
私が観たのは下の作品。
ヤング・アダルト・ニューヨーク
これまでに見た作品だけでなく、これから見たいなとマイリストに入れていた作品も多々!
例えば次のような作品です。
なんだかお洒落な作品が多いイメージですね。
上記の記事にも書かれていたように、上質な商品を揃えたセレクトショップといった感じです。
ですから、「A24」というブランドが確立されつつあり、「A24」の作品なら面白いでしょ!と思わせるものがあるようです。
ただ、一筋縄ではいかない作品が揃ってるので、好みは分かれるかもしれません。
もちろん「A24」の映画の中でも好みが分かれるかもしれません。
鑑賞履歴やマイリストを観てみると、私にはあってるのかな?と思っています。
これからもA24の映画を楽しみにしています。
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16ミリフィルム
映画が始まると、映像の比率がいつもと違うなーと思っていたら、あれを16フィルムというようです。ちょっとノイズも入っていて味がありました。
16ミリフィルムだったからこそ、ここまで心に残っているんでしょうね。
気になる監督・俳優
今作で脚本・監督を努めたジョナ・ヒル。有名な俳優さんのようですが、名前は存じ上げませんでした。
ジョナ・ヒルについては冒頭でもあげた下の記事で触れられています。
[Alexandros]川上洋平の映画連載スタート!初回は『mid90s』について語ります【新連載:ポップコーン、バター多めで PART2】 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
[ALEXANDROS]についての記事もいくつか書いてるので是非!
エンタメ-音楽-[ALEXANDROS] カテゴリーの記事一覧 - まひるの部屋
「40歳の童貞男」などのコメディ色が強い役が多かったのですね。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」や「マネーボール」では助演男優賞にもノミネートされているようです。これらの作品はなるべく早く観たいと思っています。
そうすれば、上記の記事で川上洋平さんが言っているように、もっとジョナ・ヒルと重ねてみることができるかもしれません。
そしてそして、私も前回取り上げた今話題の映画「ブックスマート」で主演を務めるビーニー・フェルドスタインはジョナ・ヒルの妹さんなんですね!びっくりです。
ブックスマートの記事もぜひ!ブックスマート - まひるの部屋
●サニー・スリッチ
スティーヴィーを演じたサニー・スリッチ。え!?この子、プロのスケートボーダーなの!?確かに、スケートボーダーを演じてるんだからそうでしょ。と言われたらそうなんだけど。。
この若さで、かっこいいですね。
それに良い表情しますよね。背伸びしてカッコつけてる演技がとっても愛らしいです。
そして、私が気になっている作品「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」にも出演しているなんて!これもA24の作品です。早く観なきゃですね。
イアン役を演じたルーカス・ヘッジズ。
この記事が参考になります。
【息子役ならNo.1】ルーカス・ヘッジズを知る14のキーワードとは? - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
彼の出演作なら「ゼロの未来」を観たことがあります。これまた奇妙な作品でした。
父親のピーター・ヘッジズは監督・脚本家だそう。残念ながら観たことのある映画はありませんでした。
カッコ良すぎるほどでもなく、でも居ると存在感のある。そんな俳優さんですね。
ルーカス・ヘッジズの出演作でマイリストに登録していたのは
「レディ・バード」
「ハニーボーイ」
結構ありますね。
知らず知らずのうちに惹かれているものですね。
また、観たい一作です!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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まひる🌱
カメラ奮闘記#3 〜雲を撮ろう〜
カメラ奮闘記では初心者の私がカメラを練習する記録を残していきたいと思います。
現在、カメラの設定のいじり方もろくにわからないので、詳しく明記してあるブログが欲しい!ということで、なるべく撮影した時の設定を明記したいと考えています。
カメラに精通している方からすれば突飛な設定で撮っているかもしれませんが、なにぶん初心者ゆえあしからず。
特に明記されていない物については初期設定のままです。
使用機材は以下の通りです。
カメラを買ったらまず撮りたいのが雲。特に夏の入道雲ですね。
夏は綺麗な入道雲を見るためだけに夏があると思っているほどに好きです。
こんな記事⬇︎まで書いたほど。
さて、いざ空を撮ろうと思いカメラを向けました。
F直:5、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/4000、露出補正ダイヤル±0、ISO:200で撮影
雲も空の色も微妙ですね。
撮りたいのはこんな写真じゃない!
いろいろ調べてみると、露出を低めにすると良いようです。
F直:22、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/1000、露出補正ダイヤル-3、ISO:640 で撮影
F値はAutoにして撮影すると自動で22になりました。
露出をマイナスにしたことで、暗く雲の立体感が出ていますね。
空の青もしっかり出ています。
しかし、少し暗いですね。
太陽の光はどちらかというと直光です。
では、逆光気味で撮ってみるとどうでしょう。
F直:22、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/4000、露出補正ダイヤル-3、ISO:3200 で撮影
雲はくっきり。青ははっきり。そして、もうすぐ雨を降らしそうな雰囲気さえ感じます。
先ほどより明るく撮影できました。
逆光だからか、ISOによっては先ほどの写真を明るく撮ることができたのかわかりません。
振り返ってみると対象実験すべきだったところが見つかりますね。
以降、写真を列挙しておきます。
テレビから金属音が響く夏。
窓際では風が鳴らす音。
お昼ご飯はそうめん。
食べたら何をしようか。
お昼寝しようか。川に行こうか。
セミが鳴いている。
少し風が強く重くなる。
遠くからは雨の匂い。
外で遊ぶのは明日のお楽しみ。
遠くからお母さんの声。
「洗濯物入れといて!」
今年は短いであろう夏も楽しみたいですね。
露出をいじる練習ができました。少しずつ触れる場所が増えてきて嬉しいです。
ぼかしもうまくできるようになりたいです。
カメラ奮闘記#2 〜夜景を撮ろう〜
カメラ奮闘記では初心者の私がカメラを練習する記録を残していきたいと思います。
現在、カメラの設定のいじり方もろくにわからないので、詳しく明記してあるブログが欲しい!ということで、なるべく撮影した時の設定を明記したいと考えています。
カメラに精通している方からすれば突飛な設定で撮っているかもしれませんが、なにぶん初心者ゆえあしからず。
特に明記されていない物については初期設定のままです。
使用機材は以下の通りです。
夜景を撮りました。
場所が場所だったので、あかりのある繁華街からは少し離れています。
琵琶湖です。
まずはひきで撮ってみました。
F直:8、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:60秒、露出補正ダイヤル+3、ISO: 160で撮影
シャッタースピードをいじる方法もわからなかったのですが、いろいろ触っているとたまたま発見しました。
シャッタースピードダイヤル:Bにすることで、シャッタースピードを制御できます。
光源から遠く、暗い場所だったのでシャッタースピード :60秒がちょうどよかったです。
露出補正ダイヤルをいじったらどう変化するのかはいまだにわかりません。
手前の小さな明かりがしっかり写って椅子まで見えるのが良いですね。
もう少し早く上手く撮れたら、月が湖面に反射していて綺麗だったのですが、技術が追いつきませんでした。。。
さて、ビル群をアップで撮ってみるとどうでしょう。
F直:8、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:55秒、露出補正ダイヤル+3、ISO: 160で撮影
明るく写っていますが、少し白飛びしてしまっているようです。
それにしてもこんなに明るく撮れるものなんですね。
シャッタースピードを調節して再撮影。
F直:8、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:46秒、露出補正ダイヤル+3、ISO: 160で撮影
あまり変わらないですね。
もう少し短くしてみます。
F直:8、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:30秒、露出補正ダイヤル+3、ISO: 160で撮影
少し落ち着きましたね。
夜中の静かな感じを出すには明るすぎない方が良いようです。
ロケーション的に決して綺麗な構図ではありませんでしたが、シャッタースピードを調節する練習になりました。
露出補正やホワイトバランスをいじる練習などまだまだ練習することは山積しています。
おまけ
朝焼けです。
F直:3.2、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/60、露出補正ダイヤル±0、ISO: 200で撮影
幻想的な感じがしますね。
この日は曇りだったので、日の出を拝むことは叶わずこの写真が限界でした。
実際はもっと赤みが淡かったのですが、写真ではっきり出しました。
赤色の演出と明るさとの折衷がなかなか難しいです。
上手な写真を見て勉強しなきゃですね。
独創的なホラー映画の新鋭 ジョーダン・ピール監督ってどんな人?
目次
生い立ち
コンピュータ系の学校に入学し大学まで進学するが、中退してコメディアンに。
2017年に『ゲット・アウト 』を制作するまでは、コメディアン・俳優として活動。
元コメディアンであるピール監督がホラー映画に進出したきっかけは何なのだろうか。
ピール監督は幼少期からホラー映画が好きだったそうだ。好きが故にたくさんのホラー映画を見た結果、満足できるホラー映画が少なくなっていった。
そこで、自分が気にいるホラー映画を作ろうというのが動機だと語っている。
監督作品
・ゲットアウト(2017)
・アス(2019)
作品の特徴
ジョーダン・ピール監督の特徴として真っ先に上がるのが「格差社会」という社会テーマがしっかりと織り込まれているという点だろう。
社会問題をスリラーとして描いている。
私にとってスリラーは自分の恐怖と向き合う手段だ。だからスリラーが大好きだし、スリラーには美学がある。優れたスリラーというのは現実味に溢れている。実はコメディーが好きなの理由も同じところにある。両者ともクレイジーな展開が許容される一方で、現実と密接に結びついているほど面白い。当分はスリラーというジャンルから離れないだろう。
ハリウッドでもキーパーソンとなるストーリーテラーとなったピール監督。
僕の場合、テーマよりも先にイメージが思い浮かぶんです。それは一瞬をとらえた画だったり、ひとつのシーンだったりするんですが、とにかくまずはイメージが見えて、そこから掘り下げていく。イメージの裏にある真実は何なのか、どうしてそのイメージに直感的に惹かれたんだろうか、と考えていくと、それが自然にテーマの本質に行きつくというタイプですね。まずはインスピレーションが先にあって、それが作品になるんですよ。
ストーリーには日常に非日常が入り込んでくるという特徴がある。
それに関して、ピール監督はこのように語っている。
ホラーとは、リアルに感じられるほど、より効果を発するものだと思います。僕自身、恐怖が少しずつ、ゆっくりとにじみ出てくるようなホラーの物語にこだわりがあると言っていいのかもしれませんね。リアリティを増していくことが、恐怖がゆっくりとにじみ出てくるという現象に繋がってくると思うんです。
それから僕は、現実を知ることが一番怖いと考えています。人間が想像できる範囲で、一番恐ろしい設定は“現実”ですよ。『ゲット・アウト』と『アス』では、物語に神秘的でミステリアスな要素を入れたり、示唆したりすることで、真実が明かされた時、それが想像以上に現実的に思えるというテクニックを使っています。個人的には、きちんと筋の通った、より満足できるものになるんです。
『ゲット・アウト』『アス』とミステリーでストーリーを展開していくという特徴がある。しかし、全ての謎を語ることはない。
これについて監督は次のように語っている。
僕にとって大事なのは、上映中に観客が楽しい時間を過ごすこと。そして、鑑賞後に話したくなる話題をたくさん提供すること。僕が好きなホラー映画は、エンディングがクエスチョンマークで終わるものがほとんど。物語がきれいに終わらない。(中略)種明かしの度合いについては細心の注意を払った。すべてを明かしてしまったら、自分で発見したり、議論する楽しみを観客から奪ってしまう。なにより、せっかくのスリルや恐怖がなくなってしまうからね
ジョーダン・ピール監督作品は今まで見たことのないような独創的な作品だ。
その独創性は全て彼の悪夢や幻覚と人生経験から得たインスピレーションを組み合わせて作られている。
他の映画のオマージュがふんだんに盛り込まれているのも人生経験からインスピレーションを得ているものの一つだろう。
監督独自のビジョンと彼を形成する作品や経験を組み合わせることでジョーダン・ピール監督の味は生み出されている。
以下、作品ごとにどのような着想で製作されたのかに迫っていく。
ゲット・アウト
概要
製作費約450万ドルの低予算ながら、米国で2月に公開されるや大ヒット。米興行収入データベースサイト「ボックス・オフィス・モジョ」によると、世界の興行収入は10月下旬時点で約2億5314万ドルに達した。
あらすじ
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。
作品の着想
"人種問題について議論しなくなる言い訳になった"
本作は人種差別と格差社会を正面から描いている。現在のアメリカの人種差別についてピール監督はこう語っている。
オバマが大統領になって人種をめぐる議論が喚起され、人種差別を克服する意味で『よくやった』という感覚が漂い、人種問題は過去のものと思われるようになった。だがそうして多くの人たちがしばらく誤解していたが、黒人の大統領が誕生したところで何ら前進しなかった。人種差別主義という怪物をやっつけることなどできず、問題を正すことにはならなかった
潜在的な人種差別をかえって見落とすことになり、トランプが『よそ者』への恐怖をあおるのを許し、トランプ支持者が力を持つ余地を与えた。その意味では怠慢な結果となったよね
(The Asahi Shinbun GLOBAL+ より)
それが逆に 「人種問題について議論しなくなる言い訳になった」と指摘するのだ。
また、今作の着想は自身の経験からきている。
何年も前、白人の女性とつき合っていた時に、彼女の両親に会いに行ったことがあった。ものすごく、怖かった。かすかなことであれ不快なことを誰かに言われる、あるいは何らかの形で、招かれざる感じを覚えるんじゃないかと。そうした恐怖がその通りになったということはなくて、その家族を責めるわけでもないけれど、実際、私は怖かった。それが今作のプロットとなった
米国でマイノリティーでいるのは、孤立を感じるということ。男性ばかりの中でただ一人の女性でいるのと同様だ。私は、どういう人間であるかよりも、人種的アイデンディティーでもって見られる。今作でも白人たちはクリスに対し、彼が黒人だという点からアプローチする。つまり私の狙いは、『よそ者』であることから生じる恐怖感を取り上げることだった。突き詰めると、普遍的な問題なんだ
(The Asahi Shinbun GLOBAL+ より)
マイノリティでいるそのこと自体が恐怖であるということをこの映画では普遍的に描いている。
アス
概要
2019年の全米興行収入ランキングTOP10をみてほしい。
1.アベンジャーズ エンドゲーム
2.ライオンキング
3.トイストーリー4
5.スパイダーマン:ファーフロムホーム
6.アラジン
7.ジョーカー
8.IT/イット THE END ”それが”見えたら、終わり。
9.アス
日本でもよく聞くディズニー映画が多くみられる。そして、特に注目なのが10作品9作品が漫画原作やリメイク、シリーズ続編映画なのだ。
唯一のオリジナル映画。それが『アス』である
あらすじ
作品の着想
『ゲット・アウト』で成功を収めてから、「もっと自由な心持ちで」臨んだ本作。ピール監督が注目したのが"自分"だ。もっといえば、「自分自身という恐怖、自分自身の抱える恐怖心」だという。
そこで、自分自身の恐怖体験を振り返ったという。
子供の頃、駅のホームで自分とそっくりな子供を何度も見かけることがあり、それがトラウマになっているそうだ。背筋の凍る思いを何度もしたとか。
このようなドッペルゲンガー(のようなもの)に強い恐怖を抱いていたそうだ。
この経験から、主人公とそっくりの赤の他人が登場する映画で、そのそっくりな人に家族がいたら興味深いと思いついた。
そして、ピール監督はこのように語っている。
社会的な映画を作る時、社会の恐怖をテーマにするようにしている。人が集まると起きる邪心だ。そのひとつが同族主義。自分に近かったり、同じだと思ったりする人たちは、自分と遠い存在だったり知らなかったりする人たちよりも価値があるとする考え方だ。今の米国は、世界の他の多くの国と同様に、外国人への嫌悪に基づく政策をとっている。自分たちが他の人たちより大事だと考えている。今は同時に、『世界で自分の居場所はどこにあるのか?』といった問いも差し迫った形で持ち上がっている。
ドッペルゲンガーを描いた映画はこれまでもあったけど、これがなぜ怖いと感じるのか考え始め、『自分自身の影』という考え方について書かれたものを読んだ」とピール監督。「『自分自身の影』は普段は抑えているが、何らかの形で炸裂する。私たちは安心して眠りにつけるように、自らを欺く。今作にはそうした含意を込めるようにした。この物語で表現されたドッペルゲンガーは、欺きやごまかしだ。
このことは、『アス』で追い求めた恐怖の中核を成している。ある朝起きたら、互いに敵同士の米国人が2人いる。その戦いが、いろいろ違った形へと引きずり込まれてゆく。長年抑えられてきた人種差別が炸裂している状況だよね
ピール監督作品はオマージュや仕掛けがふんだんに織り込まれているのも特徴だ。本作の仕掛けについてこう語っている。
僕の個人的に考える『アス』とは、家族や国とすごく関係があるものです。だから、この作品にはアメリカ的なシンボルがたくさん登場します。だけど普遍的な要素も確かにありますよ。特に、社会経済的な格差はどんな国にでもあるんじゃないかと思いますしね。
今回の作品は、僕が育った80年代を振り返るところも多いんです。当時のアメリカでは、楽観主義や愛国心に不安が付きまとっていました。楽観主義や愛国心というものが素朴だった時代だと思います。ロナルド・レーガン政権下で、Hands Across America(※1)やチャレンジャー号の事故(※2)が起こった頃のアメリカと、それから現在のアメリカ。この映画を作るにあたって、それらが僕の頭にあったことは間違いありません。
(※1)1986年8月25日に開催されたチャリティーイベント。人々が15分間にわたって手をつなぎ、アメリカ全土を横断する“人間の鎖”を作った。参加者の寄付金などがアフリカに寄付された。
(※2)チャレンジャー号爆発事故。1986年1月28日、スペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げの73秒後に空中分解し、乗組員7名が死亡した。
(THE RIVERより)
今作は前作『ゲット・アウト』とは異なり人種問題がメインではない。だが監督はこのように語っている。
米国で映画を作ると、人種問題は避けて通れない。今作は『ゲット・アウト』と違って、人種差別を中心には据えられないと感じたが、それでも人種差別に対する論評はたくさん織り込まれている。
米国では、アフリカ系の家族がこんな風に登場するホラー映画はそれまでなかった。新しさを大いに感じられるし、かつ人種問題の含意もある。だいたい、たいていのホラー映画ではアフリカ系が真っ先に死ぬからね(笑)。こうした映画は稀なんだよ。黒人のホラー映画ファンとしても、すごく大きな意味があるよ。自分の好きなジャンルながら、黒人を登場させるのは大変なことだから。そうして多様性の境界線を押し上げることによって、いわゆる『許されざる領域』に踏み込んだ事実ができて、また活用されてゆく
ピール監督は社会問題やアメリカに非常に自覚的で、我々日本人ならば忘れてしまっているようなことも作品には織り込まれている。私たちの戒めにもなるかもしれない。
ジョーダン・ピール監督の次回作も楽しみだ 。
カメラ奮闘記#1 〜伏見稲荷大社を撮ろう〜
カメラ奮闘記では初心者の私がカメラを練習する記録を残していきたいと思います。
現在、カメラの設定のいじり方もろくにわからないので、詳しく明記してあるブログが欲しい!ということで、なるべく撮影した時の設定を明記したいと考えています。
カメラに精通している方からすれば突飛な設定で撮っているかもしれませんが、なにぶん初心者ゆえあしからず。
特に明記されていない物については初期設定のままです。
使用機材は以下の通りです。
伏見稲荷大社に行ってきました。
朝6時前に現地に到着し他のですが、人は数えるほど。
涼しくひんやりとしているので、写真を撮るには最適です。
7時近くになると人が増えてきます。
まずは入り口の鳥居。
AUTOで撮影
空が綺麗でしたが写真に表現することはできませんでした。
鳥居の色もイマイチ。
逆光の撮り方はまだまだ練習が必要です。
少し歩を進めます。有名な千本鳥居ですね。
まずは失敗作から。
AUTOで撮影
鳥居もオレンジでどうも鮮やかさにかけますね。うーむ困った。
恥ずかしながら、ISOで光の増幅を制御できることにこの段階で気づきました。
F直:4.0、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/1000、露出補正ダイヤルC、ISO:500 で撮影
F直は設定をいじるのを忘れていたので、意図せずこの値です。シャッタースピードも。
さっきよりは赤が鮮やかに出ていますね。
少し様になってきました。
ISOの値をいじってみます。
基本は前の設定と同じでISO:200で撮影
影や木の黒色がくっきりと出て、尊厳を感じます。
続いて。
F直:4.0、ドライブダイヤル:Adv.1、シャッタースピード:1/1000、露出補正ダイヤルC、ISO:500 で撮影
ドライブダイアル:Adv.1にしたことで周りにボカシがかかっていますね。
地面の色が今までの写真と全く違います。
怪しげな雰囲気と朝のひんやりとした感じと両方感じる不思議な写真になりました。
個人的に気に入っている写真。
F直:4.0、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/1000、露出補正ダイヤルC、ISO:500 で撮影
曲がっていく感じと、提灯のような外灯のような(なんて言うんでしょう。灯籠ですかね。) が良い味出していますね。
先ほどより暗いところに入って、最後の写真です。
F直:4.0、ドライブダイヤル:S、シャッタースピード:1/1000、露出補正ダイヤルC
ISO:500 で撮影
ISO:500でこの暗さですから、先ほどと比べるとだいぶ暗いですね。
怪しげな感じがしますが、木漏れ日が良い味を出していて好きです。
今回の挑戦ではISOの値を調節して、光の増加をコントロールできるようになりました。
他の値は全然いじることができませんでしたが、確実な一歩です。
Netflix・Amazon Prime Video・Hulu サブスクで新たに配信される映画まとめ! 2020年8月版
※この記事は2020年8月1日に更新しました。
毎月新作の映画がサブスクに追加されており、尚且つ複数のサービスに契約している人はなかなかコンテンツを整理するのが難しいと思います。
この記事では2020年8月にNetflix、Amazon Prime Video、Huluにて今月配信される映画についてまとめていきます。
目次
- Netflix
- 目撃者 8月1日配信開始
- 湯を沸かすほど熱い愛 8月1日配信開始
- 武士の一分 8月1日配信開始
- ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 8月1日配信開始
- にっぽん昆虫記 8月5日配信開始
- 友罪 8月5日配信開始
- 赤い殺意 8月5日配信開始
- SEARCH/サーチ 8月6日配信開始
- ヴェノム 8月6日配信開始
- アグネスと幸せのパズル 8月6日配信開始
- 嘘はフィクサーのはじまり 8月6日配信開始
- ベルリン、ベルリン 〜人生はノンストップ〜 8月10日配信開始
- 侍の名のもとに〜野球日本代表 侍ジャパンの800日〜 8月10日配信開始
- パシフィック・リム アップライジング 8月11日配信開始
- IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 8月12日配信開始
- プロジェクト・パワー 8月14日配信開始
- Ryuichi Sakamoto:CODA 8月14日配信開始
- エイリアンとの交信を求めて 8月20日配信開始
- スリープオーバー〜夜の大冒険〜 8月21日配信開始
- ライジング・フェニックス:パラリンピックと人間の可能性 8月26日配信開始
- 希望のカタマリ 8月28日配信開始
- Amazon Prime Video
- Hulu
- あの頃、君を追いかけた(字) 8月1日配信開始
- 宵闇真珠 8月1日配信開始
- 探偵なふたり:リターンズ 8月1日配信開始
- 映画 それいけアンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫 8月1日配信開始(字)
- バックトレース(字・吹) 8月2日配信開始
- 神の一手(字) 8月3日配信開始
- 喜望峰の風に乗せて(字) 8月3日配信開始
- 5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜(字・吹) 8月3日配信開始
- バレリアン 千惑星の救世主(字・吹) 8月3日配信開始
- サイレントヒル:リベレーション(字・吹) 8月4日配信開始
- ラスト・マン 地球最後の男(字) 8月4日配信開始
- 友罪 8月4日配信開始
- 劇場版総集編メイドインアビス 8月4日配信開始
- アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-コード211(字・吹) 8月3日配信開始
Netflix
目撃者 8月1日配信開始
ジャンル:サスペンス
制作国:韓国
上映:2017年
あらすじ
韓国初登場第1位を記録したサスペンス・スリラー!深夜にかすかに響いた女の悲鳴。偶然、殺人の瞬間を目撃してしまった男と殺人鬼との息詰まる追走をスリリングに描く。
湯を沸かすほど熱い愛 8月1日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:2016年
あらすじ
死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語。 銭湯「幸 さちの湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔 し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。 家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる。 気が優しすぎる娘を独り立ちさせる。 娘をある人に会わせる。 その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する。
あの頃、君を追いかけた 8月1日配信開始
ジャンル:恋愛ドラマ
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
10 年前_。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2 人の距離は一気に縮まっていく・・・。 誰の心にも眠る“あの頃”の記憶を呼び覚まし、アジアで歴史的ヒットを記録した同名台湾映画のリメイク作品。多感な十代を送ったすべての人に捧げる、可笑しくて切ない、恋の記憶の物語。
武士の一分 8月1日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:2006年
あらすじ
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていた。しかし、藩主の毒見役を務め、失明してしまったことから人生の歯車が狂い始める。妻が番頭の島田(坂東三津五郎)といい仲であることが判明し、絶望のなか離縁を決意。愛する妻を奪われた悲しみと怒りを胸に、新之丞は島田に“武士の一分”を賭けた果し合いを挑む。
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 8月1日配信開始
ジャンル:アニメ
制作国:日本
上映:2017年
あらすじ
一切の争いを禁じられ、全てがゲームで決まる《盤上の世界(ディス・ボード)》。 無敗の最強ゲーマー兄妹・空と白がこの世界に降り立つ六千と余年前、天を裂き、星を殺した、悠久の大戦を生きた少年と少女がいた。 これは現在へと至る過去を紡ぐ、最も古き神話。 語られることのない物語が今、幕を開ける――。
にっぽん昆虫記 8月5日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:1963年
あらすじ
大正7年に東北の農村で生まれた松木とめは、23歳で製糸工場の女工して働き始めた。しかし地主の本田家へ嫁入りさせられ、出征する俊三に抱かれ妊娠する。娘の信子を出産したとめは本田家を出て製糸工場に戻り係長と関係を結ぶようになるが、会社をクビになってしまう。とめは単身上京し、売春を始める。コールガール組織を作るまでになったとめは、故郷から父親と娘を呼び寄せた。
友罪 8月5日配信開始
ジャンル:サスペンス
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田と、自らの経歴を一切語らない鈴木。年齢以外の共通点は何もないふ たりだが、同じ寮で暮らすうちに友情を育ててゆく。そんななか児童殺害事件が起こり、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が囁かれる。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所していて、今度も彼の犯行ではないかというのだ。ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこには鈴木によく似た少年が写っていた。驚きと疑問に突き動かされ、 調査を始める益田。それは、17年前に犯した“自らの罪”と向き合うことでもあった。一度は人生を捨てたふたりの過去と現在が交錯し、止まっていた時計が激しく動き始める。それはまた、ふたりに関わる人々の人生も大きく動かすことになる――。
赤い殺意 8月5日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:1964年
あらすじ
貞子は夫の出張中、強盗に犯されてしまう。しかし翌日、出張から帰った夫に昨日の出来事を打ち明けることができなかった。二日後の夜、再び現れた強盗に乱暴されるが、自分はもうすぐ死ぬので優しくしてほしいと頼まれる。そして貞子は、強盗の子供を身ごもってしまう。
関東無宿 8月5日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:1963年
あらすじ
伊豆組の幹部・秩K田は賭場で出会った女が、有名なイカサマ博奕打ちの女であることを知る。しかし、そうとは知りつつも鶴田はその女に惹かれていく。組同士の抗争アクションとロマンスを繊細に織り交ぜた娯楽作。
SEARCH/サーチ 8月6日配信開始
ジャンル:サスペンス
制作国:アメリカ
上映:2018年
あらすじ
ヴェノム 8月6日配信開始
ジャンル:アクション
制作国:アメリカ
上映:2018年
あらすじ
アグネスと幸せのパズル 8月6日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:アメリカ
上映:2018年
あらすじ
アグネスは郊外に住む専業主婦。家事をこなし、教会の集会に向かう平凡な日々を送っていた。そんな彼女は贈り物のパズルで思わぬ才能を発揮、パズルの大会に出場することとなる。パズルを通して、彼女の生活はそれまでの平凡なものから少しずつ変化していく。
嘘はフィクサーのはじまり 8月6日配信開始
ジャンル:ドラマ、スリラー
上映:2016年
あらすじ
ジャンル:コメディ、音楽
制作国:アメリカ
上映:2020年
あらすじ
頭はいいけど運動はイマイチな女子高生が、寄せ集めチームを結成し、ダンス大会での優勝を目指して猛特訓。全ては亡き父をの母校に進学するため!
ベルリン、ベルリン 〜人生はノンストップ〜 8月10日配信開始
ジャンル:コメディ
制作国:ドイツ
上映:2020年
あらすじ
スヴェンと別れたロルは、親友ハートとの結婚を控えて幸せいっぱい...のはずだったのに、スヴェンのせいで計画がめちゃくちゃに!人気TVドラマの続編映画。
侍の名のもとに〜野球日本代表 侍ジャパンの800日〜 8月10日配信開始
ジャンル:ドキュメンタリー、スポーツ
制作国:日本
上映:2020年
あらすじ
2017年7月31日に稲葉篤紀氏が野球日本代表・侍ジャパントップチームの監督に就任してから800日。チーム編成や戦略・采配を中心としたミーティング、海外視察、そして10年ぶりの世界一に輝いた「2019WBSCプレミア12」をはじめとした数々の国際試合を経験し、結束力を高めてきた。各球団のスター選手が集結した侍ジャパン。選手の 「素顔」「決意」「重圧」「苦悩」・・・チーム専属カメラがとらえた貴重な映像を通して、明らかになる真実とは。知られざる侍ジャパンの裏側に完全密着したドキュメント映画。
パシフィック・リム アップライジング 8月11日配信開始
ジャンル:アクション、SF
制作国:アメリカ
上映:2018年
あらすじ
戦いは終わりではなく、始まりだった-。 前作で描かれた人類(イェーガ―)とKAIJUの死闘から10年が経過し、平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とす。 よりスタイリッシュに洗練されパワーアップを果たした新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロット達は、迫りくるKAIJUを撃ち滅ぼすことが出来るのか!?
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 8月12日配信開始
ジャンル:ホラー
制作国:アメリカ
上映:2019年
あらすじ
デリーという田舎町に出没し子供たちの命を奪っていた正体不明のペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)を、ビルやベバリーらルーザーズ・クラブのメンバーたちが撃退してから27年後。再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、クラブのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。そしてビル(ジェームズ・マカヴォイ)たちは、デリーに集結し久々に顔を合わせる。
プロジェクト・パワー 8月14日配信開始
ジャンル:アクション、犯罪
制作国:アメリカ
上映:2020年
あらすじ
たった5分間だけー。超人的な能力“POWER(パワー)”を得られる謎の薬“。超スピードの移動能力、体を透明化できる能力”、銃弾すら跳ね返す皮膚などを手に入れることができるが、問題は薬を飲むまでどんな”POWER”を得られるか分からないということ。薬は瞬く間にアメリカ・ニューオリンズの街中に拡まっていき、“POWER”を使った凶悪な犯罪が起きはじめる。そんな中、怖いもの知らずの地元警官フランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、ある復讐への執念をひそかに燃やす元兵士アート(ジェイミー・フォックス)、そして勇敢な売人の少女ロビン(ドミニク・フィッシュバック)が街を危機から救うために立ち上がる。
Ryuichi Sakamoto:CODA 8月14日配信開始
ジャンル:ドキュメンタリー
制作国:日本、アメリカ
上映:2017年
あらすじ
世界的音楽家 坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えた、初の劇場版ドキュメンタリー映画。2012年から5年の長期間に渡る、本人への密着取材によって実現。さらに充実したアーカイブ素材と、初公開のプライベート映像、坂本自身が語る貴重な過去のエピソードも映画を彩る。
エイリアンとの交信を求めて 8月20日配信開始
ジャンル:ドキュメンタリー
上映:2020年
あらすじ
電気系知識を活かし、田舎町で地球外生命体との更新に挑んだ男。エイリアンの存在を確かめるために、宇宙へ信号を送ることに孤独な人生のすべてをささげた。
スリープオーバー〜夜の大冒険〜 8月21日配信開始
制作国:アメリカ
上映:2020年
ライジング・フェニックス:パラリンピックと人間の可能性 8月26日配信開始
ジャンル:ドキュメンタリー、スポーツ
制作国:イギリス
上映:2020年
希望のカタマリ 8月28日配信開始
制作国:アメリカ
上映:2020年
Amazon Prime Videoに登録する(30日間のトライアルあり)
Amazon Prime Video
あの頃、君を追いかけた 8月1日配信開始
ジャンル:恋愛ドラマ
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
10 年前_。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2 人の距離は一気に縮まっていく・・・。 誰の心にも眠る“あの頃”の記憶を呼び覚まし、アジアで歴史的ヒットを記録した同名台湾映画のリメイク作品。多感な十代を送ったすべての人に捧げる、可笑しくて切ない、恋の記憶の物語。
七つの会議 8月1日配信開始(独占配信)
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:2019年
あらすじ
都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。 トップセールスマンである課長の坂戸(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果さず、定例の営業会議では傍観しているのみ。 絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。 ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。 そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。 北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。 そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島(及川光博)が新課長として着任する。 会社の“顔”である一課で、成績を上げられずに場違いすら感じる原島。 誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。 だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた……。
映画 プリキュアミラクルユニバース 8月1日配信開始(独占配信)
ジャンル:アニメ
制作国:日本
上映:2019年
あらすじ
ふしぎいっぱい☆キラキラ星の世界へ大冒険!!わたし、星奈ひかる!ある日星をみていたら、宇宙にワープしちゃった!?キラやば~☆この宇宙のどこかにミラクルライトを作る惑星があるって本当?あれ?えぇ~!?いきなり光が消えて、星たちが闇に包まれていく!?このままじゃ世界が真っ暗になっちゃう…大ピーンチ!!でも、宇宙の光を取り戻す為に絶対にあきらめない!だからみんな、応援して!
来る 8月5日配信開始(独占配信)
ジャンル:ホラー
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
オカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。田原は、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。民俗学者・津田によると、その「何か」とは、田原の故郷の民間伝承に由来する化け物「■■■■」ではないかと言う。対抗策を探す野崎と真琴。そして記憶を辿る田原…幼き日。「お山」と呼ばれる深い森。片足だけ遺された赤い子供靴。名を思い出せない少女。誰かがささやく声。その声の主…・そ・う・か!・あ・れ・の・正・体・は、・あ・い・つ・だ! 決して「■■■■」の名を呼んではならない。「■■■■」は、声と形を真似て、人の心の闇に・・・来る!!! どんどんエスカレートする霊的攻撃に、死傷者が続出。真琴の姉で日本最強の霊媒師・琴子の呼びかけで、日本中の霊媒師が田原家に集結し、かつてない規模の「祓いの儀式」が始まろうとしていた。彼らは、あれを止めることができるのか!?
有罪 8月5日配信開始
ジャンル:サスペンス
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田と、自らの経歴を一切語らない鈴木。年齢以外の共通点は何もないふ たりだが、同じ寮で暮らすうちに友情を育ててゆく。そんななか児童殺害事件が起こり、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が囁かれる。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所していて、今度も彼の犯行ではないかというのだ。ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこには鈴木によく似た少年が写っていた。驚きと疑問に突き動かされ、 調査を始める益田。それは、17年前に犯した“自らの罪”と向き合うことでもあった。一度は人生を捨てたふたりの過去と現在が交錯し、止まっていた時計が激しく動き始める。それはまた、ふたりに関わる人々の人生も大きく動かすことになる――。
プロメア 8月6日配信開始(独占配信)
ジャンル:アニメ
制作国:日本
上映:2019年
あらすじ
世界大炎上―― 世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種〈バーニッシュ〉だった。あれから30年、バーニッシュの一部攻撃的な面々は〈マッドバーニッシュ〉を名乗り、再び世界に襲いかかる。〈マッドバーニッシュ〉が引き起こす火災を鎮火すべく、自治共和国プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイトは、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊〈バーニングレスキュー〉を結成した。高層ビルの大火災の中、燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、〈マッドバーニッシュ〉のリーダーで、指名手配中の炎上テロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。リオを捕らえることに成功し、クレイからその功績を認められ ――ガロにとってクレイは幼き頃、命を救ってくれた恩人で憧れのヒーロー ――誇らしげに喜ぶガロであった。しかし、リオは〈マッドバーニッシュ〉の幹部であるゲーラ、メイスと共に捕らえられていたバーニッシュを引き連れて脱走する。後を追ったガロが彼らのアジトにたどり着くも、そこで目にしたものは、懸命に生きるバーニッシュたちの姿であった。そして、リオからバーニッシュをめぐる衝撃の真実を告げられることに。何が正しいのか――。そんな折、ガロたちは地球規模で進められている"ある計画"の存在を知ることになる――。
リバース・エッジ 8月16日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。 ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(土居志央梨)。 閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたという報せを、山田から受ける・・・。
ボーイズ・イン・ザ・ウッド(仮題)8月21日配信開始(独占配信)
ケミカル・ハーツ 8月21日配信開始(独占配信)
緊急事態宣言 8月28日配信開始(独占配信)
Amazon Prime Videoに登録する(30日間のトライアルあり)
Hulu
あの頃、君を追いかけた(字) 8月1日配信開始
ジャンル:恋愛ドラマ
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
10 年前_。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2 人の距離は一気に縮まっていく・・・。 誰の心にも眠る“あの頃”の記憶を呼び覚まし、アジアで歴史的ヒットを記録した同名台湾映画のリメイク作品。多感な十代を送ったすべての人に捧げる、可笑しくて切ない、恋の記憶の物語。
宵闇真珠 8月1日配信開始
制作国:日本、香港、マレーシア
上映:2017年
あらすじ
香港最後の漁村、珠明村(じゅめいむら)。幼少時から日光にあたるとやせ細って死んでしまう病気だと言い聞かせられ、太陽から肌を隠して生活する16歳の少女は、透き通るような白い肌の持ち主。村人たちからは「幽霊」と呼ばれ、気味悪がられている。日没後、肌を露出し、お気に入りの音楽をお気に入りの場所で楽しむことが、少女にとって唯一孤独を癒やす手段だった。ある日、どこからともなくやってきた異邦の男と出会った少女は、今まで知ることのなかった自身のルーツに触れていくことになるのだが・・・・
探偵なふたり:リターンズ 8月1日配信開始
制作国:韓国
上映:2018年
あらすじ
未解決事件を解決する推理コンビ、マンガ喫茶店長のカン・デマン(クォン・サンウ)と、広域捜査隊のレジェンドと呼ばれた刑事ノ・テス(ソン・ドンイル)が、ついに韓国最初の探偵事務所をオープン。しかし、夢と現実は別!なかなか依頼主も現れず、生活費まで圧迫されるようになり警察署にまで密かに営業をかける始末。その努力が実り、ついに待ちに待った最初の依頼人が現れる。なんと成功報酬は5千万ウォン!自信満々に仕事を引き受けるのだったが、事件は想像を絶する展開に発展する。次々に不審な事故死を遂げる容疑者たち、そして残された謎のメッセージ<ドクサ>。 一体真犯人は誰なのか?デマンとテスにも最大の危機が迫る!
映画 それいけアンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫 8月1日配信開始(字)
ジャンル:アニメ
制作国:日本
上映:2019年
あらすじ
雪山の中に“アイスクリームでできたお城”が高くそびえる国があります。ここは国の主が“魔法のスプーン”を使ってアイスを生みだし、そのアイスが世界中で愛されている<アイスの国>。その国のお姫様であるバニラ姫には、ある重大な“悩み”があります。なんと「アイスの国のお姫様なのに、アイスが作れない」のです!おかげで国中のアイスはすっかり無くなり、寒々しく寂しい場所に…。 毎日練習しているのに、全然アイスが作れないバニラ姫は、執事のジェラート大臣ともケンカばかりでついにお城を飛び出してしまいます!その途中でアンパンマンとコキンちゃんに出会ったバニラ姫は、「なぜ自分はアイスを作れないのか?」「何が自分に足りないのか?」をアンパンマン、そしてそのなかまたちと過ごす中で少しずつ学んでいきます。一方、バニラ姫のいなくなった<アイスの国>では、ばいきんまんが大暴れ!果たして、アンパンマンたちは<アイスの国>をばいきんまんから守ることができるのでしょうか!?そして、バニラ姫は“大切なこと”に気づき、アイスを作ることができるようになるのでしょうか!? みんなが<とびっきりの笑顔>になる大冒険が今始まります!!
バックトレース(字・吹) 8月2日配信開始
ジャンル:クライム
制作国:アメリカ、カナダ
上映:2018年
あらすじ
刑事のサイクス(スタローン)は、かつて2000万ドルが盗まれた強盗事件を担当していた。仲間割れで犯人は殺し合い、唯一の生存者も記憶喪失。 大金も、真相も、未解決の大きな事件だった。それから7年。サイクスは犯人のマクドナルド(モディーン)が収容先の病棟から脱走したことを知り、FBIと共に再び捜査を開始する。過去の記憶の一切を失い、自分を知りたいと願うマクドナルドに、手助けを申し出たのはとある3人の男女だった。事件の鍵を握る彼の記憶は戻るのか?大金はどこに隠されているのか?協力を買って出た男女の本当の目的は?未解決事件の真実を求め、刑事と逃亡者たちの攻防戦が始まる―!
神の一手(字) 8月3日配信開始
ジャンル:アクション
制作国:韓国
上映:2014年
あらすじ
手を読め、生きるために。
仕掛けろ、勝つために。
負ければ 死 ― 命"賭け"のリベンジ・バトル
チョン・ウソンが、肉体と頭脳で挑む 超一級クライム・アクション!
プロ棋士テソクは、兄の頼みで一度だけ危険な“賭け囲碁"に協力するが、その世界の元締めサルスの一団に兄を殺され、自身も殺人の罪を着せられて投獄されてしまう。
すべてを失ったテソクの心深くに宿るのはサルスへの復讐心。
独房の壁に碁盤を描き、隣の独房囚人と壁越しに始めた囲碁対局で腕前を磨き、肉体も鍛え上げていく。
やがて出所したテソクは、盲目の天才棋士“ジーザス" 、片腕の細工師モクス、イカサマ棋士コンスらとチームを組み、ついにサルスと対峙する。
一度は人生を諦めた男たちは、それぞれが抱える野望を胸に、負ければ自分が死ぬ運命の勝負に“神の一手"で挑んでいく――!!
喜望峰の風に乗せて(字) 8月3日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:イギリス
上映:2019年
あらすじ
1968年イギリス、ヨットによる単独無寄港世界一周を競うゴールデン・グローブ・レースが開催される。経験を積んだセーラーたちが参加する中、アマチュア で航海計器を扱う会社を経営するビジネスマンのドナルド・クロウハースト(コリン・ファース)が名乗りをあげる。レース用のヨットを持たないドナルドの果敢な挑戦にスポンサーも現れ、周囲の期待に押される中、ドナルドは妻クレア(レイチェル・ワイズ)と子供たちを残し出発する。だが、彼を待っていたのは、 厳しい自然と耐えがたい孤独、そして予想もしなかった自身の行動だった―。
5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜(字・吹) 8月3日配信開始
ジャンル:ドラマ
制作国:ドイツ
上映:2017年
あらすじ
先天性の病気で95%の視覚を失った青年が、「5つ星ホテルで働きたい!」という夢を叶えるために一世一代の“大芝居”を打つ!なんと目が見えないということを隠して、一流ホテルで見習いを始めるのだ。持ち前の明るさと機転を利かせ、周囲からの助けも借りながら、ホテルの研修課題を次々とクリアしていく。ところが、ある女性との出会いにより、完璧だった偽装計画が徐々に綻び始めてしまう。果たして、無謀とも呼べる夢は叶うのか、そして恋の行方はー?本作は驚くべきことに、10代の時にほぼ全盲に近くなってしまった将来有望な学生サリヤ・カハヴァッテの実話に基づく物語。
バレリアン 千惑星の救世主(字・吹) 8月3日配信開始
ジャンル:アクション、アドベンチャー、SF
制作国:フランス
上映:2017年
あらすじ
西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?
サイレントヒル:リベレーション(字・吹) 8月4日配信開始
ジャンル:ホラー
制作国:フランス、アメリカ、カナダ
上映:2012年
あらすじ
封印された街、閉ざされた記憶、呪われた運命― この謎を解くまで"逃げられない" 18歳の誕生日を迎えようとしているヘザーの人生は、他の同世代の女の子たちとはまったく違っていた。幼い頃の記憶がない彼女は、父親ハリーに守られるようにして各地を点々と移り住み、夜ごとサイレントヒルという謎の街でおぞましい"何か"に追われる悪夢にうなされているのだ。そんなある日、父親が不可解な失踪を遂げる。壁には「サイレントヒルに来い」という血文字が残されていた。遂にヘザーは不気味な深い霧と静寂に包まれたサイレントヒルに足を踏み入れてしまう、と突然鳴り響いたサイレンを合図に街は闇に飲み込まれ、この世のものとは思えない"何か"が姿を現す。父親を捜すため、さらに迷宮の奥深くへと身を投じたヘザーは、自らの封印された出生の秘密、そしてサイ レントヒルの呪われた真実を探りあてていくのだった・・・。
ラスト・マン 地球最後の男(字) 8月4日配信開始
ジャンル:アクション、SF
制作国:カナダ、アルゼンチン
上映:2018年
あらすじ
世界的経済危機と度重なる戦争で、文明がたった30日で崩壊。人口は42%減少し、残された人類は各地で暴動や強奪を繰り返し、世界は無法地帯と化していた。その世界の片隅で生きる元兵士のカートは、戦場で友人を死なせたことによるPTSDに悩まされ、孤独に暮らしていた。しかし、やっと見つけた働き口でジェシカという女性に出会い、彼女を愛するようになる。そんな中、人々に教えを説きながら巡礼をしているノエと知り合う。彼は、やがて襲い来る壊滅的な嵐により、地球上の生物は瞬く間に消滅すると言う。人々は誰も耳を貸さなかったが、何があってもジェシカを守る決心をしたカートは、生き残りを賭けてある行動に移す―。
友罪 8月4日配信開始
ジャンル:サスペンス
制作国:日本
上映:2018年
あらすじ
ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田と、自らの経歴を一切語らない鈴木。年齢以外の共通点は何もないふ たりだが、同じ寮で暮らすうちに友情を育ててゆく。そんななか児童殺害事件が起こり、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が囁かれる。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所していて、今度も彼の犯行ではないかというのだ。ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこには鈴木によく似た少年が写っていた。驚きと疑問に突き動かされ、 調査を始める益田。それは、17年前に犯した“自らの罪”と向き合うことでもあった。一度は人生を捨てたふたりの過去と現在が交錯し、止まっていた時計が激しく動き始める。それはまた、ふたりに関わる人々の人生も大きく動かすことになる――。
劇場版総集編メイドインアビス 8月4日配信開始
アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-コード211(字・吹) 8月3日配信開始
ジャンル:アニメ
制作国:日本
上映:2016年
あらすじ
2047 年 東京。極限の仮想格闘(ルビ:ヴァーチャルバトル) 始まる。 訪れた『永遠の夜』――《加速世界》の未来を、この手で護れ! ウェブ上の仮想世界で行われるオンライン型対戦格闘ゲーム《ブレイン・バースト》。プレイヤ ーである《バーストリンカー》たちは、現実の 1000 倍に《加速》した世界で、戦いを楽しんで いた。私立梅郷中学に通う有田春雪(ハルユキ)もそのひとり。高円寺を拠点とする《ネガ・ネ ビュラス》に所属する彼は、《軍団》の長である黒雪姫と共に、渋谷エリアでの《領土戦》を戦 っていた。そこに訪れた《変遷》と漆黒の巨大な竜巻、そして突然の回線切断。本来、起こるは ずのない不可思議な現象は、《加速世界》を徐々に侵食し、竜巻に包まれたエリアでは、《加速》 することができなくなってしまっていた。  いったい、《加速世界》に何が起こっているのか?原因を突き止めるべく、ハルユキと仲間たち は、黒い竜巻に立ち向かう――!
判明次第、追記していきます。
特にNetflixはまとまった情報が無いから困ってしまいます。
現代人に響くブルーハーツを厳選 -悩みも不安も忘れて少年心を思い出す-
言わずと知れた日本を代表するバンド”THE BLUE HEARTS”。パンクロックからバラードまで幅広いジャンルとシンプルな音やメロディーライン、歌詞に魅了される人は多い。
"TRAIN-TRAIN"や”リンダリンダ”、”情熱の薔薇”、”夢”などはどこかしらで聞いたことがある人も多いはずだ。
このシンプルさは高い音楽センスのなせる技なのだろう。
さて、ブルーハーツが解散したのは1995年。
現在の30歳あたりまで、リアルタイムで彼らの音楽に触れていないことになる。
かくいう私も、もちろんリアルタイムでは触れていない。
サブスク解禁されていないのが非常に悲しい。
しかし、今からでもぜひ聞いてもらいたいと思うには理由がある。
我々現代人にも刺さる歌詞が溢れているからだ。
今回はそのうちいくつかを紹介する。
それぞれの曲が収録されているオリジナルアルバムを紹介しておきます。また、今回紹介した曲は全て下記のベストアルバムで聴くことができます。
目次
- 何事にも理由を求める私たちへ -夕暮れ-
- 悩みに押し潰されそうな私たちへ -1000のバイオリン-
- シャイな人の愛情表現 -キスしてほしい(トゥートゥートゥー)-
- 夏休み。自分の存在と歴史を回顧する -青空-
何事にも理由を求める私たちへ -夕暮れ-
ブルーハーツのラストシングルだ。
特に注目したい歌詞を引用する。
はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい
僕たちはなんとなく幸せになるんだ
曲の歌い出し部分だ。
小学生の頃からこの曲を聴いている私は正直、この歌詞がピントこなかった。
数年間聴き続けた結果、すこし見えてきたように思う。
我々は今、ものすごく結果におわれている。
そうすると、必然的にコストパフォーマンスを向上しなければならなくなる。
何をするにしても理由付けしなければならなくなるのだ。
その結果”大学に行く意味は?”、”この作業をする意味は?”
ひいては”生きている意味は?”なんて考えるのだ。
もちろん、それらのことを考えることは重要だ。
しかし、「夕暮れ」を聴いていると『考えないまんま、わかんないまんまでいいんじゃない?』そう言われているように感じる。
わからないものはわからないものとして扱う。
考えることと考えないことは両立するもの。
そういうことを教えられたように感じる。
何事にも理由を求める私たちはこのことを忘れてはならない。
収録アルバム
悩みに押し潰されそうな私たちへ -1000のバイオリン-
ブルーハーツの12枚目シングル。CMなどにも使用され聴いたことがある人も多いだろう。
特に注目したい歌詞を引用する。
ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい
歌の冒頭部分で、最も有名な部分だろう。
このようなことを考えたことはない。だけれど、このようなイメージは持っている。もしくは持っていた。という人は多いのではないだろうか。
どこかに行きたい。何かしたい。
そんな気持ちが詰まった一曲だ。
馬鹿みたいな発想で私たちの悩みがいかにちっぽけさだったのかを教えてくれる。
時にはこんなこと考えてもいいじゃないか。
曲調はアップテンポのロックチューンだ。
夜の金網をくぐり抜け
今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く
会いなしにした昨日は帳消しだ
という歌詞が夜に感じる”何者にでもなれるのではないかと思う無敵感”を代弁してくれているように感じる。
この曲のおかげで”小さくて無敵だったあの頃”にいつでも戻ることができる。
収録アルバム
シャイな人の愛情表現 -キスしてほしい(トゥートゥートゥー)-
一番の歌詞を引用する。
どこまで行くの 僕達今夜
このままずっと ここに居るのか
はちきれそうだ とび出しそうだ
生きているのが すばらしすぎる
キスしてほしい キスしてほしい
キスしてほしい キスしてほしい
二人が夢に近づくように
キスしてほしい
私は「愛している」という言葉に違和感を感じる。
なかなか日本人は使わないのではないだろうか。
では、どのような言葉を使うのだろうか。
「好き」と言うのだろうか。
言う人もいるだろうが、口にするのも恥ずかしいシャイな人もいるだろう。
「キスしてほしい(トゥートゥートゥー)」はシャイだけど、溢れんばかりの愛情を持っている人の胸の内を歌った曲のように感じる。
好きだけど、「好き」とは言えない。
だけど、大好きだ。という感情を”キスしてほしい”ということ一言で端的にかつ的確に描いているように思える。
胸が爆発しそうな気持ちの導火線に火をつけてくれる。
収録アルバム
夏休み。自分の存在と歴史を回顧する -青空-
一番の歌詞を引用する。
ブラウン管の向こう側
カッコつけた騎兵隊が
インディアンを撃ち倒した
ピカピカに光った銃で
できれば僕のゆううつを
打ち倒してくれれば良かったのに
神様にワイロを送り
天国へのパスポートをねだるなんて
本気なのか?
誠実さのかけらもなく
笑っている奴がいるよ
隠しているその手を 見せてみろよ
生まれた所や 皮膚や目の色で
一体この僕の
何がわかると言うのだろう
運転手さんそのバスに
僕も乗っけてくれないか
行き先なら どこでもいい
こんなはずじゃなかっただろ?
歴史が僕を 問いつめる
まぶしいほど 青い空の真下で
歌詞をみてみると、反戦や反薬物、反人種差別のようなことを歌っているのがみて取れる。
終戦の日が8月15日だからか、私には戦争=夏のイメージがある。
夏になると戦争のことを勉強し、思いを馳せたくなる。
セミが泣き、カラッとした青空と暑い日差し。飛行機が飛んでいる。
そのイメージがこの曲から感じられるのだ。
まさに子供の頃の夏休みのイメージだ。
加えてこのようなことも感じる。
「こんなはずじゃなかっただろ? 歴史が僕を 問いつめる まぶしいほど 青い空の真下で」と言う歌詞を私はまだ完璧に消化し切れていない。
歴史を回顧し、自分の存在を省察することで、これから何をしていくかを考えることが、私たちのやるべきことではないか。
この曲を聴く旅にそう思う。
収録アルバム
以上、現代人に響くブルーハーツを厳選 -悩みも不安も忘れて少年心を思い出す-でした。
有名どころばかりで既にご存知の方も多いかもしれませんが、まだ聴いたことない方には是非聴いてもらいたいです。
他にもたくさん良い曲がありますよ。
まひる🌱