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Bedroom Joule/[ALEXANDROS] 感想まとめ!

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https://alexandros.jp/discography

 

 

2020/06/21に待望のアルバム「Bedroom Joule/[ALEXANDROS]」が配信開始されました!

 

当サイトでは、先行配信または先行オンエアされている楽曲の感想及び未配信だった楽曲のアレンジの妄想をしてきました。(未読の方はこちら。)

 

アルバムを通して聴いた感想を綴っていこうと思います!

 


[Alexandros] - Bedroom Joule (Teaser)

 

「Bedroom Joule」を聴く

 

目次

 

 

総合

「Bedroom Joule」は私の[ALEXANDROS]象(こちらの記事で触れています)、原点回帰をもたらしてくれるアルバムです。

この感覚は大切にしていきたいです。

 

 

01. Starrrrrrr (Bedroom ver.)

 

ギターのアルペジオから始まるこの曲は、まさに本アルバムの意思表示のように聴こえます。

アップテンポで鋭くかき鳴らされる「Starrrrrrr」を弾き語りアレンジのように始まることで、Bedroomで聴くような、BGMとして使えるようなアルバムにしたいという[ALEXANDROS]の意思が明確に感じ取れるのです。

 

1番がまさに弾き語りのように進んでいき、少ない音数でしっとりといくのかと思いきや、2番でいきなりボーカルのベースと打ち込だけになるんですよね。

 

驚かすのが好きと言う[ALEXANDROS]らしさが溢れたアレンジです。

私もしっかり驚いて、しっかり好きになりました。

 


[Alexandros] 川上洋平 祝・誕生日生配信インタビュー! #Alexandros #川上洋平 #アレキサンドロス

 

こちらのインタビュー(アーカイブ配信は終了したようです。)で洋平さんがおっしゃっている通り、今の時期に「彷徨って 途方に暮れたって また明日には 新しい方角へ」は演者も聴き手も共通認識として捉えられるようになっています。

Starrrrrrrr(Bedroom ver.)が「Bedroom Joule」のテーマだと言うのは非常に納得できます。

 

とてつもなく個人的なことを描くことで、かえって普遍的になるという現象をこの曲に見たように感じます。

 

「Starrrrrrr」で歌った、悔しさは言ってしまえばとてつもなく個人的なことです。

もちろんその悔しさは聴き手と重なる部分があり多くの人を支えてきたことは言うまでもありません。

 

現在の世情が「Starrrrrrr」の新たな解釈と魅力を導き出してくれました。

辛いことばかりではないですね。

 

様々な仕掛けがあるものの全体的にしっとりとしたアレンジになっています。

一曲目にふさわしいですね。

 

 

 

先行配信時の感想↓

mahiroom.hatenadiary.com

 

 

 


02. Run Away (Bedroom ver.)

 

先行配信された際にはどことなく物足りなさを感じていました。

しかし、アルバムを通して聴くことでその感想がいかに浅はかであったかを思い知らされました。

 

Run Away(Bedroom ver.)は最も早く解禁されたので、勝手にアルバム一曲目だと思っていたのです。

しかし、Starrrrrrr(Bedroom ver.)を一曲目に聴いた今、あれほどテーマ・曲調共に一曲目にふさわしい曲はなかったと思えます。

 

そして、物足りなさを感じていたのはきっと「Run Away」と比べてしまっていたからでしょうね。

この曲が二曲目に流れてきたときに、非常にリズムが気持ちよくてアルバムが広がる感覚を覚えました。

 

一曲目がしっとりとした曲だった分、本楽曲で「Bedroom Joule」はそれだけでは治らないなと予感されます。

 

物足りないと思っていた自分が恥ずかしい。

非常に気持ちの良いアレンジです。

 

アルバムで聴くことでこうも印象が変わるのが面白いですよね。

 

 

 

先行配信時の感想↓

mahiroom.hatenadiary.com

 

 

 


03. Leaving Grapefruits (Bedroom ver.)

 

さてさて、ここからはアルバムで初めて聴く曲です。

Run Away(Bedroom ver.)が終わりに差し掛かった時は鼓動がとても早くなっていました。

 

配信前、私はアレンジをこのように妄想しています↓

mahiroom.hatenadiary.com

 

この曲の感想を一言で述べるならば

しとしと雨に打たれるアスファルト

ネオンサインに照らされる。

です。

 

ピアノで始まるのは非常に気持ちが良いです。

イントロでドラムが入ってくるところですでに意外性があって、冒頭からワクワクが止まりません。自然と体が動いてしまいます。

 

上の記事では「コロコロと音色や雰囲気が変わっていく」と妄想していますが、実際に聴いてみると、ボーカルがコロコロと変化するアレンジになっていましたね。(その発想はなかった!)

 

所々で声が重なるのはもはや音の振動が気持ちいと言うまでに最高です。

是非、ヘッドホンやイヤホンで聴いて欲しいです。

 

そして、二番も意外性に溢れています。

ベースも入ってくるし、重なる声も増えるし、ドラムもよりトリッキーになるしで盛り沢山です。

 

極め付けは「I can't believe this is me」でしょうね。ここで、バシッと決まる気持ち良さには図らずも声が漏れてしまいました。

 

初めて聴いた時、一言感想に述べたような情景が頭に浮かびました。

やはり、感想は言葉よりイメージに託したいですね。

そこが人によって違って面白いところ。

 

妄想していたアレンジを軽く超えて楽しませてくれる楽曲でした。

こんな素晴らしい「Leaving Grapefruits」をありがとうと言いたいです。

 

 


04. Thunder (Bedroom ver.)

 

配信前、私はアレンジをこのように妄想しています↓

mahiroom.hatenadiary.com

 

この曲の感想を一言で述べるならば

不穏な感覚が頭をグルグル。雨は本格化か?

です。

 

 始まりから不穏な感じが漂ってますよね。

それに加えて、乾いたようなドラムがすごく良いです。

 

ベーシスト磯部さんらしいアレンジで、ベースの聞きどころが満載です。

しかし、この曲でこんなに音遊びを聴けるとは思っていませんでした。

 

ベースがかっこいいアレンジというのは妄想通りでしたが、ジャズアレンジ・エレクトロアレンジという妄想は的外れでした 笑

 

無機質な声と不穏な音、コロコロと変わる音が、頭の中の混沌と外の雨が津y井奥なってきていることを予感させます。

 

Leaving Grapefruits(Bedroom ver.)では夜風に当たって、小雨も少し吹き込みながらも外を眺めているイメージでしたが、Thunder(Bedroom ver.)では窓は締め切っています。

 

そレでいて、頭の中にこもっているので外の雨には気づかない。

 

そんなイメージです。

 

個人的には「Come Closer」の別Versionの「Where Are You」を思い出します。

(Where Are You(Come Closer別Version)は「Sleepless in Brooklyn」完全生産限定版の「Rare Tracks & Demo CD」に収録)

 

 

 


05. 月色ホライズン (Bedroom ver.)

 

配信前、私はアレンジをこのように妄想しています↓

mahiroom.hatenadiary.com

 

この曲の感想を一言で述べるならば

ありそうでなかった!

です。

 

文字通り、今までガッツリ弾き語りと言うのはありそうでなかったですよね。

 

でも、綺麗な弾き語りというよりもう少し粗い感じが良いです。

ラジオで聴いているような味わいがあります。(若い方にはradikoしか聴いたことない方もいるのでしょうか。ラジオのあのノイズ感も良いですよ。)

 

最後の終わり方には驚きました。

「次の曲、覚悟しとけよ。」

そう言われた気がしました。

 

「月色ホライズン」への愛は上の妄想の記事で語り尽くしてしまったので、そちらに託します。

 

 

 

06. Adventure (Bedroom ver.)

 

配信前、私はアレンジをこのように妄想しています↓ 

mahiroom.hatenadiary.com

この曲の感想を一言で述べるならば

梅雨

です。

 

私はメリハリのあるhip-hopアレンジになると妄想していましたが、全く外れてしまいましたね。

 

リズム感は軽いのですが、雨のような湿り気を感じます。

しかし、雨と言っても爽やかで涼しい雨とは違って、梅雨のじめっとした雨のようなイメージです。

 

個人的にはイントロのピアノがとっても好きです。

 

アルバムの流れ的にこの曲からヤンチャさが見えてくるのかなと思っていましたが、もう少し雨の要素が続くようです。

 

アルバムの中でもBGMとしての要素が特に強い一曲だと思います。

どんな状況にも適応できるように感じます。

 

家で聴くより、梅雨の日中(まさに今の時期)に車で聴きたい一曲です。

 

 


07. city (feat. Pecori)

 

配信前、私はアレンジをこのように妄想しています↓ 

 

mahiroom.hatenadiary.com

 

この曲の感想を一言で述べるならば

こんな一面をありがとう

です。

 

イントロから驚きの要素がありますよね。

私は、ダークで攻撃的なアレンジではなく、ロディアスでノリやすいアレンジと妄想しました。

当初はダークで攻撃的なアレンジだと妄想していたのですが、踊Foot Worksの曲を聴いて路線変更しました。

 

しかし、いざ蓋を開けてみるとダークなアレンジだった!

「MILK」でもそうですが、ダークなラップの挿入とっても好きなんですよね。

裏切られた感じがたまらない。

 

そういう意味でこの曲は最高の一曲になっています。

このようなアレンジに挑戦してくれた[ALEXANDROS]にも、Pecoriさんにも感謝です。

 

MVではないですが、「Bedroom Joule」のTeaser映像がとってもあっているように思えます。

 

私が[ALEXANDROS]にであった頃に彼らん感じていた東京の都会の路地裏のイメージが再び見れたように感じます。

それがとても嬉しかった。

 

 


08. rooftop

 

先行オンエアを聴いての記事ですでに感想は述べていますが、あえてもう一度この曲の感想を一言で述べるならば

非日常と日常の狭間

です。

 

先行オンエアを聴いて感想を書きましたが、何度聴いてもこの曲は素晴らしい。

 

感傷的になる曲なのだけど、「終わり」の感傷とはまた違うような。。

あくまでも前を向いているんですよね。

だけど、強く背中を押してくれるわけでもない。

 

いつも通りの日常に戻っていくような曲です。

でも、非日常をも感じる。不思議な曲です。

 

この曲は是非ともMVが見たいです。

「Bedroom Joule」のTeaser映像で少し流れたシーンだけでも最高だったので、あのような映像を全編通して見てみたいです。

 

雨、道路、駅、電車、マンション、窓、机、木そんな風景がとっても会いますよね。

 

詳しい感想はこちらに託します。

mahiroom.hatenadiary.com

 

 

Bedroom Joule」を聴く

 

おわりに

最高だというチンケな感想しか出てこないほど素晴らしいアルバムでした。

個人的には新しい一面を見ることができたことよりも、私が[ALEXANDROS]に抱いていた初心を思い出したことがとてつもなく大きいです。

 

次の楽曲制作はエネルギッシュで攻撃的なモードに入っているという話もあるのでそちらもめちゃクチャ楽しみです。

 

そして、既発曲も溜まりつつあります。

 

アルバムが出たばかりですが、次のオリジナルアルバムも期待してしまいますよね。

意外にも「Sleepless in Brooklyn」から2年が経とうとしているんですよ。

 

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主題歌が最も早く聴くことができるのでしょうか。

公開は延期しましたが、この間は「Bedroom Joule」を十分に楽しんで新たな魅力を見つけ続けたいですね。

 

 

まひる🌱

 

 

 

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