まひるの部屋

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楽しいことを語りたい

国公立大生が大学受験までに読んだ本 -幼少期〜中学生編-

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読書量と学力の相関関係は自覚していません。

しかし、同じような大学生は一体どのような本を読んできたのか。気になりました。

そこで読書嫌いだった私が読書好き(と言ってもそんなに読んでないけれど、、)になるまでの読書遍歴を残しておこうと思います。

読んだ本の中から特に印象に残っている本をとりあげます。

 

目次

  

幼少期〜小学生

パンやのくまさん

by カエレバ

小学校を卒業するまで私は一切の勉強が嫌いで読書なんてもってのほかでした。

幼少期に親に絵本を読み聞かせてもらったキリです。

中には大好きな絵本がちらほらありました。

それがパンやのくまさんです。

出てくるパンが全て美味しそうなんですよね。匂いや温かさを感じるような一冊です。

 

とは言え、小学生時はほとんど読んでないに等しいでしょう。

 

 中学生

ハリーポッター/J・K・ローリング

by カエレバ

言わずと知れたシリーズですよね。

中学入学とともに学校で読書の時間が設けられました。

そこで、家にあったハリーポッターを手に取ると、、、

今まで全く頭に入らなかったストーリーが少しずつ入ってくるようになりました

きっと映画を見たからでしょう。

読書が苦手な人が読むにはページ数がかなりありますが、映画を見た後に読むと割とスラスラと読むことができます。

全7作あるシリーズなのでそれを読破するだけで十分に読書への耐性がつきました

読み切ったという自信が新たな読書へと向かわせてくれることとなりました

この感覚は大事ですよね。

 

モモ/ミヒャエル・エンデ 

by カエレバ

 こちらもまた名作ですね

あらすじ

「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれてしまい、皆の心から余裕が消えてしまう。しかし貧しくとも友人の話に耳を傾け、その人に自信をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女モモが、冒険のなかで、奪われた時間を取り戻す

この作品は児童文学でありながらハリーポッターよりも硬派に感じました。

しかし、時間を奪われたり取り戻したりというファンタジー

人の心にまつわる話など、幼少期には驚くほど別世界の物語でした。

大学生になった今、読みかしてみようかと思えるほど素晴らしい作品です。

その際にはこちらの本も参考にしたいなと考えています。

by カエレバ

 

妖怪アパートの幽雅な日常/香月日輪

by カエレバ

あらすじ 

主人公は中学一年生の時に両親を亡くす。高校入学とともに親戚の家を離れ、アパートで下宿することに。そのアパートはどうやら妖怪・幽霊が出るアパートで...

上のあらすじを見るだけではホラー小説かなと思うかもしれませんが全くそんなことはありません

アパートには個性あふれる住人がおり、妖怪・幽霊と当たり前のように暮らしています。

このキャラクターたちがこれまた愛せるキャラなんですよね。

そして、アパートは食事付きなのですが、その食事がなんとも美味しそう!

文字を追っているだけでお腹が空いてきます。

一冊が230ページほどで割と読みやすいです。

この本もまた良い見返したい一冊ですね。

 

竜馬がゆく/司馬遼太郎

by カエレバ

 あらすじ

坂本龍馬の生い立ちからを生涯を終えるまでの一生が描かれた小説。

さてさて、名作が続きます。

世間の坂本龍馬像はこの小説に影響されていると言っても過言ではないでしょう。

しかし、これは小説であって確実な歴史ではないというのを念頭におかなければなりません。

そうは言っても、小説としては一級品

第二巻で竜馬が土佐藩を脱藩するまでは少し耐えなければなりません。

しかし、第三巻からワクワクが止まりません。

若き青年坂本竜馬が外の世界へ出てあらゆるものに出会っていく。

龍馬が感じる新鮮さを読みながら同時にありありと感じることができます

ちょうどこれを読んだ中学二年生頃はかなり幕末の知識が豊富でした

今読めばまた違う発見があるかもしれません。

 

フェルマーの最終定理/サイモン・シン

by カエレバ

言葉にしようのない、美しい瞬間でした。

数学界最大の超難問はどうやって解かれたのか?3世紀にわたって苦闘した天才数学者たちの挫折と栄光、証明に至るまでを描く感動の人間ドラマ。

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが――。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション! 

 これはフェルマーの最終定理という歴史的な数学の難問の証明に挑む数学者たちの物語です。

数学の問題は難しいからわからないやと思うかもしれません。

しかし、この本は証明が書かれているわけではありません

おそらく読んでもほとんどの人が理解できません。

証明ではなく、数学者に焦点を当てているのです。

ですから、高度な数学の知識はなくとも読むことができます

現に私は中学生の頃に読むことができました。

本当にわからないところは飛ばしたのでしょうが。。。

それでも十分に楽しめました!

 

勉強という数学から切り離した本当の数学の世界が広がっています。

数学が苦手な人・嫌いな人はこの本を読んでみると、数学が違って見えるようになるかもしれません

 

 

おわりに

読書が苦手な人でも知っている映画やドラマの原作などを読めば、ストーリーが入ってきやすいです。

なかなか読書ができないという人は参考にしてもらえると嬉しいです。

 

まひる🌱